機関誌
「児童青年精神医学とその近接領域」
Japanese Journal of Child and Adolescent Psychiatry
第63巻 第3号 2022年6月1日発行
第62回日本児童青年精神医学会総会特集(Ⅰ)
テーマ:困難さを抱え,強みを活かす
会長講演
子どもの心の医療系支援者を目指して─長崎で取り組んできたこと─ | 今村 明 | 159 |
特別講演
発達性トラウマ症と複雑性PTSD親子への家族併行治療 | 杉山登志郎 | 168 |
教育セッション
COVID-19パンデミックにおける凸凹生活 | 山田隆一 | 182 |
当事者の漫画と言葉で表された発達障害の世界 ─「発達障害の私の頭の中は忙しいけど何だか楽しい」(なずなさん著)を通して─ |
松本喜代隆 | 188 |
教育講演
UCLA PEERS®(Program for the Education and Enrichment of Relational Skills) 友だち作りのためのソーシャルスキルトレーニング |
山田智子 | 194 |
TEACCHの現在,過去,未来─発達障害者の就労支援─ | 梅永雄二 | 199 |
ADHDに対するコーチングのこれまでとこれから | 武田瑞穂 | 206 |
学校,家庭,オプトメトリストが連携し,ビジョントレーニングを実施して, お子さんのQOLの改善に関わることができた事例紹介 |
中村尚広 | 208 |
ダウン症候群の現在 | 近藤達郎 | 210 |
児童思春期の摂食障害 | 宇佐美政英 | 217 |
子どもの支援・治療に活かすストレングス・モデル | 井上祐紀 | 226 |
心的外傷後成長(PTG: Posttraumatic Growth)研究は 児童青年精神医学にどう貢献できるか |
宅 香菜子 | 231 |
ポジティブ・ペアレンティング ─ポジティブ心理学介入の理論と計画─ |
島井哲志, 久保信代 |
232 |
神経発達症を遺伝子から理解する | 森本芳郎, 今村 明 |
239 |
大学における発達障害学生への合理的配慮と心理的支援 | 吉田ゆり | 245 |
身体から入る子どものこころ | 小柳憲司 | 252 |
原 著
メディア利用質問紙(MAF Parent Report:保護者用 およびMAF Youth Self-Report:本人用)標準値作成の試み |
辻田那月,片岡茉好,船曵康子 | 256 |
研究資料
子どもの不安と抑うつ及びチャムシップに関する研究 ─コロナ禍における小学生の調査を通して─ |
戸梶良輝,岡田倫代,戸田哲寛, 近藤修史,中土井芳弘 |
269 |
第62回日本児童青年精神医学会総会印象記
今村 明,篠山大明,板垣俊太郎280
書 評
子どものPTSDのアセスメントUCLA心的外傷後ストレス障害インデックスの手引き 亀岡智美著 |
岩垂喜貴 | 286 |
児童精神科入院治療の実際子どもの心を守り・癒し・育むために 齊藤万比古他編著 | 松田文雄 | 287 |
発達障がい─病態から支援まで─ 大阪大学大学院連合小児発達学研究科監修 | 杉山登志郎 | 289 |
気づく・えらぶ・伝えるこころとからだコンディションカード プルスアルハ著 | 早川 洋 | 290 |
会 告
理事会・代議員会議事録 | 292 |
編集だより
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