一般社団法人日本児童青年精神医学会では、児童青年精神医学とその近接領域における研究および実践活動の顕彰ならびに活性化を目的として,学会賞を授与しています。
学会賞授与規定はこちらです。
学会賞受賞者
令和6年度(第16回)
研究奨励賞:森 裕幸氏(埼玉学園大学 人間学部心理学科)
「Journal of Autism and Developmental Disorders」に掲載された
『School Social Capital Mediates Associations Between ASD Traits and Depression
Among Adolescents in General Population』 他の業績を含めて
実践奨励賞:安藤久美子氏(聖マリアンナ医科大学病院 神経精神科)
「児童青年期の性加害の問題に正面から取り組んで、従来、加害者の再犯を防ぐ
有効な手法がなかった中、 性犯罪加害者の治療プログラムを作成し、多数の関連施設で
研修を実施して普及に努めてきたこと」 他の業績を含めて
国際学会発表奨励賞:岡崎康輔氏(一般財団法人信貴山病院 ハートランドしぎさん)
「The 11th Congress of The Asian Society for Child and Adolescent Psychiatry
and Allied Professions (ASCAPAP)」で発表した
『Neurodevelopmental Disorders and Maltreatments』 他の業績を含めて
令和5年度(第15回)
研究奨励賞:江頭優佳氏(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 知的・発達障害研究部)
「Frontiers in Human Neuroscience」に掲載された
『Detection of deviance in Japanese kanji compound words』他の業績に対して
実践奨励賞:国立国際医療研究センター国府台病院児童精神科
『医療技術等国際展開推進事業として、フィリピン共和国における
児童青年精神科医療を担う人材の育成のため、児童思春期に特有の精神疾患の診断
及び 治療、災害精神医学に関するコミュニティメンタルヘルスの研究会を開催』他に対して
国際学会発表奨励賞:加藤秀一氏(名古屋大学医学部附属病院 親と子どもの心療科)
「The 25th World Congress of International Association for
Child and Adolescent Psychiatry and Allied Professions (IACAPAP)」で発表した
『Genetic counseling for ASD in child psychiatry:
A singleton’s case and cases in a multiplex family』他の業績に対して
国際学会発表奨励賞:坂本由唯氏(弘前大学医学部附属病院 神経科精神科)
「International Society for Autism Research (INSAR) 2022 Annual Meeting」で発表した
『Responses to COVID-19 pandemic and their associations with neurodevelopmental
traits in a general population sample of 5 years old children in Japan』他の業績に対して
優秀論文賞:武田知也(人間環境大学総合心理学部総合心理学科)
『COVID-19によって生じた学業への不安が大学生のメンタルヘルスや社会機能に及ぼす影響』
(児童青年精神医学とその近接領域,63, 127-137, 2022)他の業績に対して
令和4年度(第14回)
研究奨励賞:幅田加以瑛氏(福井大学医学部附属病院神経科精神科)
『Relationship between sensory characteristics and cortical thickness/volume
in autism spectrum disorders』
(Translational Psychiatry, 11, Article number: 616, 2021)他の業績に対して
実践奨励賞:トラウマフォーカスト認知行動療法ラーニング・コラボラティブ研究会
『子どものトラウマに対する、エビデンスに基づく心理介入であるトラウマフォーカスト
認知行動療法(TF-CBT)を我が国に導入し、その普及啓発を図ると共に人材育成を実践』
に対して
優秀論文賞:大久保(石山)菜奈子氏(横浜市北部地域療育センター発達精神科)
『高機能の自閉スペクトラム症に出現する初期統合失調症様症状』
(児童青年精神医学とその近接領域,62, 90-105, 2021)他の業績に対して
令和3年度(第13回)
研究奨励賞:藤岡 徹氏(福井大学教育学部)
『Developmental changes in attention to social information from childhood to
adolescence in autism spectrum disorders: a comparative study』
(Molecular Autism, 2020 Apr 9; 11(1): 24)他の業績に対して
優秀論文賞:伊藤一之氏(静岡県立こども病院 こころの診療科)
『長期間にわたって食事、歩行、会話、セルフケアを拒絶した女児の入院治療の経験
―広汎性拒絶症候群(Pervasive refusal syndrome)の診断的意義と多職種連携について―』
(児童青年精神医学とその近接領域,61, 577-596, 2020)他の業績に対して
令和2年度(第12回)
国際学会発表奨励賞:河邉憲太郎氏(愛媛大学医学部附属病院精神科)
「6th International Conference on Behavioral Addiction」(2019)における
「School refusal and internet addiction in adolescents with Autism Spectrum Disorder」
他の業績に対して
優秀論文賞:會田千重氏(独立行政法人国立病院機構 肥前精神医療センター)
『行動障害を有する重度・最重度知的障害児(者)に対する行動療法・構造化のとりくみ
―国立病院機構14施設の専門病棟における多施設共同研究―』
(児童青年精神医学とその近接領域,60, 499-515, 2019)他の業績に対して
平成31年・令和元年度(第11回)
研究奨励賞:二宮有輝氏(国立大学法人名古屋大学)
『抑うつ症状を伴う青年におけるSNS上の特徴に関する検討
―テキストマイニングによる投稿内容の分析を中心とした探索的検討―』
(児童青年精神医学とその近接領域,59, 597-613, 2018)他の業績に対して
平成30年度(第10回)
研究奨励賞:野中俊介氏(早稲田大学大学院人間科学研究所)
(国立精神・神経研究センター精神保健研究所)
『自閉スペクトラム症児童の不安に対する集団認知行動療法プログラムの開発』
(児童青年精神医学とその近接領域,58, 261-277 2017)他の業績に対して
研究奨励賞:熊崎博一氏(金沢大学こころの発達研究センター)
(金沢大学附属病院 子どもの心の診療科)
『Android Robot-Mediated Mock Job Interview Sessions for Young Adults with
Autism Spectrum Disorder:A pilot study.』他の業績に対して
平成29年度(第9回)
研究奨励賞:足立匡基(弘前大学大学院医学部研究科附属こどものこころの発達研究センター)
『ASSQ短縮版の5歳児適用における妥当性』
(児童青年精神医学とその近接領域,57, 603-617. 2016)他の業績に対して
実践奨励賞:宮崎健祐(東京愛成会 高月病院 =推薦時)
発達障害の子達が安心して飛行機に乗れるようにする取り組み
平成28年度(第8回)
研究奨励賞:松田なつみ(東京大学医学部付属病院こころの発達診療部)
『トゥレット症候群におけるチックへの自己対処の分類
―前駆衝動と半随意性に着目して―』
(児童青年精神医学とその近接領域,56, 96-113. 2015)他の業績に対して
実践奨励賞:日本ペアレントメンター研究会
我が国における発達障害のペアレントメンターの普及・啓発の業績に対して
平成27年度(第7回)
研究奨励賞:岡田香織
『発達障害児の発見における5才児健診の有用性』
(児童青年精神医学とその近接領域,55, 15-31. 2014)他の業績に対して
実践奨励賞:藤井昌子
色彩楽園における描画による被災児童等への20年にわたる支援に対して
平成26年度(第6回)
研究奨励賞:宇佐美政英
『The reliability and validity of the Questionnaire
—Children with Difficulties(QCD)』
(Child and Adolescent Psychiatry and Mental Health, 2013)
実践奨励賞:北野陽子
プルスアルハにおける実践活動(親が精神疾患に羅患している子どもへの心理教育活動)
平成25年度(第5回)
研究奨励賞:杉山紗詠子
『児童期発症の統合失調症の臨床的検討
―市立札幌病院静療院で入院治療を行った26例の検討―』
(児童青年精神医学とその近接領域,53, 577-591. 2012)
実践奨励賞:福地 成
東日本大震災に被災した児童の医学的支援・啓発活動
平成24年度(第4回)
研究奨励賞:船曳康子
『Development of a multi-dimensional scale for PDD and ADHD』
(Research in Developmental Disabilities, 32, 995-1003. 2011)
平成23年度(第3回)
実践奨励賞:髙橋 脩
「豊田市こども発達センター」における実践活動
実践奨励賞:四方 燿子
「横浜いずみ学園」「子どもの虹情報研修センター」における実践活動
平成22年度(第2回)
研究奨励賞:佐藤 寛
『子どもの抑うつを測定する自己評価尺度の比較
―CDI, DSRS, CES-Dのカットオフ値に基づく判別精度―』
(児童青年精神医学とその近接領域,50,307-317. 2009)
平成21年度(第1回)
該当者なし