機関誌
「児童青年精神医学とその近接領域」
Japanese Journal of Child and Adolescent Psychiatry
第54巻 第4号 2013年8月1日発行
第53回日本児童青年精神医学会総会特集(Ⅱ)
スローガン:児童青年精神科医療と発達
シンポジウム1:児童思春期精神科医療とその治療の構造
S1-1.発達・発達の障害をどう位置つけるか | 大倉 勇 | 315 |
S1-2.児童思春期精神科医療とその治療の構造―私的な視点から― | 岩垂喜貴 | 320 |
S1-3.児童思春期精神医療において看護が担うもの ―病棟開棟にかかわった体験からチーム医療を考える― |
石田 徹 | 325 |
S1-4.児童思春期精神科医療とその治療構造 ―今日的問題と課題について― |
前田志壽代 | 329 |
シンポジウム2:高機能自閉症と多職種による発達支援
S2-1.高機能自閉症と多職種による発達支援 ―地域における発達支援相談の経験から― |
山下 洋 | 335 |
S2-3.高機能自閉症の人たちへの発達支援 ―心理的活動拠点づくりへの支援における,心理士の役割― |
日戸由刈 | 342 |
S2-4.高機能自閉症の特性に特化した幼児期の支援 | 角野直美 | 348 |
シンポジウム3:子どもの外傷体験と災害時のケア
S3-1.専門職の少ない地域での子どものこころのケア ―宮古子どものこころのケアセンターのとりくみ― |
八木淳子 | 356 |
S3-2.東日本大震災における子どもの心のケア ―気仙子どもの心のケアセンターでの活動を通して― |
菊地祐子 | 363 |
S3-3.子どもの外傷体験 | 河合健彦 | 368 |
シンポジウム4:被虐待児への治療的アプローチ
S4-1.子どものトラウマへの治療 | 亀岡智美 | 374 |
S4-2.被虐待児への治療的アプローチ ―虐待事例におけるPCIT(親子相互交流療法)の実践― |
小平かやの | 378 |
S4-3.心理教育的介入プログラムCARE(Child-Adult Relationship Enhancement)によるアプローチ |
福丸由佳 | 383 |
シンポジウム5:子どもの精神療法
心理療法
S5-1.子どもの精神療法で大切なこと
生地 新
389
S5-2.治療において感情をとりあつかうということ
亀岡智美
395
S5-4.子どもの精神(心理)療法における「自由さ」について
川畑友二
399
シンポジウム6:小児
青年期の性同一性障害
S6-2.自閉症スペクトラム障害における性別違和関連症状について
館農 勝,齋藤利和
406
S6-3.日本精神神経学会「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン第4版」に
おける小児・青年期の性同一性障害の治療について
松本洋輔
412
S6-5.性同一性障害における生物学的基盤
―安静時局所脳血流研究を中心に―
縄田秀幸
419
シンポジウム7:児童精神科における親支援プログラムの展望
S7-1.発達障害のある子どもの親支援プログラムとそのバリエーション
井上雅彦
425
S7-2.児童精神科における家族支援プログラムの展望
森野百合子
429
S7-3.保護者支援とペアレント・トレーニング
中田洋二郎
434
シンポジウム8:地域児童精神医学
S8-1.子どもを支えるための地域での「連携」の模索
大瀧和男
440
S8-2.地域で児童を見ていくときの課題―児童精神科の仕事―
大嶋正浩
444
S8-4.単科精神科病院における地域医療としての児童思春期精神科医療の試み
成重竜一郎
448
S8-5.日精診版社会生活支援(NSS)サービスによる子どもの支援
上ノ山一寛
453
シンポジウム9:自閉症スペクトラムを見つめ直す
S9-1.自閉症スペクトラム障害とパーソナリティ障害
高岡 健
463
S9-2.自閉症スペクトラムと治療関係
木村一優
467
S9-3.自閉症のメンタリティ
―ヘンリー・ダーガーの芸術より障害者とは?―
木部則雄
473
S9-4.精神医学における自閉症スペクトラム
田中容子
479
ミニシンポジウム:当事者からの訴え(発達障害)
欧州と日本におけるディスレクシアの扱いの相違
―DX な人生を送るために―
藤堂高直
484
ADHD 当事者の視線から精神科医療に望むこと
芹澤忠行
489
成人に達した薬学研究者のASD が小児の精神科臨床に望むこと
片岡 聡
493
福祉に関する委員会セミナー:
地域で支える社会的養護―里親養育やファミリーホームのこれからの発展のために―
ファミリーホームの課題と展望
若狭一廣
499
社会的養護について,国連ガイドラインと子どもの村福岡の活動を通して考える
松﨑佳子
500
わが国における社会的養護の展望―アメリカとの比較を通して―
桐野由美子
501
教育に関する委員会セミナー:特別支援教育で何が変わったか―効果と課題―
特別支援教育で何が変わったのか
市川裕二
506
“特別でなく,当たり前に!”を確実にしていくために
黒川君江
507
児童精神科医および教員養成系大学教員からみた特別支援教育
根來秀樹
509
当事者団体の立場からみた特別支援教育
田中尚樹,辻井正次
510
子どもの人権と法に関する委員会パネルディスカッション:
児童自立支援施設の意義と人権―児童自立支援施設の体罰事件とその後の改革―
児童自立支援施設の構造と意義
富田 拓
512
児童自立支援施設の処遇の実際―寮舎生活の現場から―
寺岡 牧
513
夫婦制児童自立支援施設の特色と課題<体罰事件とその後>
関根和夫
515
児童自立支援施設A 学園事件の少年を支援して
―交替制児童自立支援施設の課題と期待―
多田 元
517
書 評
10代のための人見知りと社交不安のワークブック ジェニファー・シャノン著
石川信一
519
会 告
認定医更新における単位取得が認定された学会研究会の活動状況
521
学会案内
535
編集だより
537
S5-1.子どもの精神療法で大切なこと | 生地 新 | 389 |
S5-2.治療において感情をとりあつかうということ | 亀岡智美 | 395 |
S5-4.子どもの精神(心理)療法における「自由さ」について | 川畑友二 | 399 |
シンポジウム6:小児
S6-2.自閉症スペクトラム障害における性別違和関連症状について | 館農 勝,齋藤利和 | 406 |
S6-3.日本精神神経学会「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン第4版」に おける小児・青年期の性同一性障害の治療について 松本洋輔 |
412 | |
S6-5.性同一性障害における生物学的基盤 ―安静時局所脳血流研究を中心に― |
縄田秀幸 | 419 |
シンポジウム7:児童精神科における親支援プログラムの展望
S7-1.発達障害のある子どもの親支援プログラムとそのバリエーション | 井上雅彦 | 425 |
S7-2.児童精神科における家族支援プログラムの展望 | 森野百合子 | 429 |
S7-3.保護者支援とペアレント・トレーニング | 中田洋二郎 | 434 |
シンポジウム8:地域児童精神医学
S8-1.子どもを支えるための地域での「連携」の模索 | 大瀧和男 | 440 |
S8-2.地域で児童を見ていくときの課題―児童精神科の仕事― | 大嶋正浩 | 444 |
S8-4.単科精神科病院における地域医療としての児童思春期精神科医療の試み | 成重竜一郎 | 448 |
S8-5.日精診版社会生活支援(NSS)サービスによる子どもの支援 | 上ノ山一寛 | 453 |
シンポジウム9:自閉症スペクトラムを見つめ直す
S9-1.自閉症スペクトラム障害とパーソナリティ障害 | 高岡 健 | 463 |
S9-2.自閉症スペクトラムと治療関係 | 木村一優 | 467 |
S9-3.自閉症のメンタリティ ―ヘンリー・ダーガーの芸術より障害者とは?― |
木部則雄 | 473 |
S9-4.精神医学における自閉症スペクトラム | 田中容子 | 479 |
ミニシンポジウム:当事者からの訴え(発達障害)
欧州と日本におけるディスレクシアの扱いの相違 ―DX な人生を送るために― |
藤堂高直 | 484 |
ADHD 当事者の視線から精神科医療に望むこと | 芹澤忠行 | 489 |
成人に達した薬学研究者のASD が小児の精神科臨床に望むこと | 片岡 聡 | 493 |
福祉に関する委員会セミナー:
地域で支える社会的養護―里親養育やファミリーホームのこれからの発展のために―
ファミリーホームの課題と展望 | 若狭一廣 | 499 |
社会的養護について,国連ガイドラインと子どもの村福岡の活動を通して考える | 松﨑佳子 | 500 |
わが国における社会的養護の展望―アメリカとの比較を通して― | 桐野由美子 | 501 |
教育に関する委員会セミナー:特別支援教育で何が変わったか―効果と課題―
特別支援教育で何が変わったのか | 市川裕二 | 506 |
“特別でなく,当たり前に!”を確実にしていくために | 黒川君江 | 507 |
児童精神科医および教員養成系大学教員からみた特別支援教育 | 根來秀樹 | 509 |
当事者団体の立場からみた特別支援教育 | 田中尚樹,辻井正次 | 510 |
子どもの人権と法に関する委員会パネルディスカッション:
児童自立支援施設の構造と意義 | 富田 拓 | 512 |
児童自立支援施設の処遇の実際―寮舎生活の現場から― | 寺岡 牧 | 513 |
夫婦制児童自立支援施設の特色と課題<体罰事件とその後> | 関根和夫 | 515 |
児童自立支援施設A 学園事件の少年を支援して ―交替制児童自立支援施設の課題と期待― |
多田 元 | 517 |
書 評
10代のための人見知りと社交不安のワークブック ジェニファー・シャノン著 | 石川信一 | 519 |
会 告
認定医更新における単位取得が認定された学会研究会の活動状況 | 521 |
学会案内
535
編集だより
537