機関誌
「児童青年精神医学とその近接領域」
Japanese Journal of Child and Adolescent Psychiatry
第48巻 第3号 2007年6月1日発行
第47回日本児童青年精神医学会総会特集(Ⅰ)
スローガン:守ること 育むこと
会長講演
不登校の児童青年精神医学的観点・・・・・・・・・・・・・・・齊藤万比古・・187
特別講演
子供たちと創る,あした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大林宣彦・・200
青年期における人格形成障害をめぐって・・・・・・・・・・・・・牛島定信・・212
シンポジウム1:「子どもの心の専門家を育てるために」
S1-1.小児専門医療機関の立場から・・・・・・・・・・・・・・奥山眞紀子・・222
S1-2.小児科医が「子どもの心」に出会うとき・・・・・・・・・・深井善光・・228
S1-3.子どもの心の専門家を育てるための大学病院での試み・・・・松本英夫・・233
S1-4.児童精神科からみた小児科と精神科―個人的な体験から―・・金 樹英・・235
シンポジウム2:「強迫性障害をめぐって」
S2-1.チック障害との関連からみた強迫性障害・・・・・・・・・金生由紀子・・240
S2-2.児童思春期の強迫性障害における行動療法の実際・・・・・・小平雅基・・243
S2-3.広汎性発達障害における強迫関連現象・・・・・・・・・・・十一元三・・251
S2-4.強迫性障害(OCD)の診断と治療における力動精神医学の役割について
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・生地 新・・254
シンポジウム3:「AD/HDの支援の仕方・支援の場」
S3-1.問題行動のために入院治療が必要になった
注意欠陥多動性障害(AD/HDの子どもへの対応・・・・・・渡部京太・・264
S3-2.新しい支援の仕方、支援の場としての夏期治療プログラム・山下裕史朗・・275
S3-3.保育・教育現場との連携・最初の一歩・・・・・・・・・・・田中康雄・・281
S3-4.注意欠陥/多動性障害と自閉症スペクトラム・・・・・・・内山登紀夫・・286
シンポジウム4:「地域連携システムの可能性と問題点」
S4-1.市川市および大分・別府地区における
対応・連携システムについて・・・・・・・宇佐美政英・・294
S4-2.地域連携システムの可能性と問題点
―児童相談所における家族再統合支援の観点から―・・・・犬塚峰子・・304
S4-3.児童・思春期のネットワーク支援と人材育成
―山梨県立精神保健福祉センターと
山梨県福祉保健部としての取り組み― ・・・・近藤直司・・311
S4-4.地方都市岡山での実践から・・・・・・・・・・・・・・・・来住由樹・・315
シンポジウム5:「反社会的問題行動を示す子どもたちへの支援」
S5-1.暴力行為を主症状とするこどもへの医療的支援の現状と課題・新井 卓・・324
S5-2.マルチシステミックセラピー MSTの導入・・・・・・・・・・吉川和男・・330
S5-3.犯罪の加害少年を受け止めるために・・・・・・・・・・・青島多津子・・337
症例研究
AD/HDから広汎性発達障害へ診断変更に至った症例に関する一考察
―児童相談所での医学診断の課題と展望―
・・・木野内由美子,越川直枝,石井桂子,竹下利枝子,加藤優子,田中康雄・・344
高機能広汎性発達障碍のリスクをもつ1歳男児に現れた
原初的身振りの意味の検討
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小林隆児,井上玲子,稲岡 勲・・353
第47回日本児童青年精神医学会総会印象記
・・齊藤万比古,松田文雄,棟居俊夫・・370
書 評
自傷行為治療ガイド・・・・・・・・・・・B・W・ウォルシュ著・・村瀬聡美・・376
ナラティヴ・プラクティスとエキゾチックな人生
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マイケル・ホワイト著・・吉川悟・・377
精神療法のひろがり・・・・・・・・・・・・・・・下坂幸三著・・牛島定信・・379
会 告
理事会議事録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・380
新入会員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・382
学会案内
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・386
編集だより
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・387