2020.06.09 IACAPAPからAPPENDIX1、2の紹介がありました。

会員の皆様

 COVID-19の影響下で医療、学校、福祉現場などで大変な日々をお過ごしのことと思います。このたび、国際児童青年精神医学会(IACAPAP)から松本英夫代表理事に当学会の皆様にぜひAPPENDIX1、2の内容をご紹介してほしいと依頼がありました。送られてきたAPPENDIX1、2は下記よりご覧下さい。

APPENDIX1
APPENDIX2

抜粋して紹介いたします。

 APPENDIX1はIACAPAPの関連雑誌であるChild Adolesc Psychiatry Mental Health(CAPMH)の編集委員会のコメントです。私たちが日ごろ耳にする医療、学校現状について述べています。例えば子どもの状況として、給食が止まることによる子どもたちの栄養上の問題、家庭での親の役割、子どもの不安、恐怖への対応、今後も子どもや親たちに精神医学的な問題が様々起こってくる可能性などです。
 しかし、危機や混乱の中で、レジディエンス、成長や特質すべき発展の機会が与えられたと考え、この精神のもとで、COVID-19のパンデミックに関する児童青年期のメンタルヘルスに関する投稿をお願いしたい。特に関心があるのは、臨床的なサービスの提供に対する経験された仕事や教育の率先、国際的な共同研究や先駆的な結果である。私たちの目的は、精選された問題を世界に提案することである。投稿の可能性のある調査も歓迎です。投稿に関心がある方は、これに関する担当編集者に問い合わせることができます。

 APPENDIX2はAndrés Martin先生とBruno Falissard先生から手紙です。IACAPAPの会員への手紙ですが、日本の児童青年精神医学会の会員の方にもぜひお伝えくださいとのことです。


 IACAPAPはCAPMHと共同で、パンデミックに関する情報を、公式な科学的な冊子としてパンデミック中の児童青年精神医学に関する主題別のシリーズの論説として載せ更新しています。この手紙の最後に、様々なリンクを挙げているので、パンデミックに関する情報をより多く知ることができます。
 ここからが先生方にお願いしたいことです。先生方の最近の仕事の様子を示す画像を送ってほしい。この手紙の下に代表的な2つの例があります。読んでいただくと私たちの意図が分かって頂けると思います。具体的には、先生方の個人的な生活と仕事を調和している様子を示す代表的な画像を送ってほしい。そして画像と一緒に、それを説明する5,6分を超えない音声メッセージを同時に送ってほしい。音声はスマホで録音したようなもので十分で編集はいりません。音声録音は書くより自然で簡単です。編集は私たちがします。私たちは、これらの画像や音声メッセージから、個人と仕事を調和させることでパンデミックという未曾有の状況に、子どものメンタルヘルスのプロフェッショナルなコミュニティーがいかに対応しているかについての論文を書きます。ぜひ送っていただけるようお願い致します。質問があれば何でも答えます。
 7月15日までに、andres.martin@yale.edu まで送って下さい。
Andrés Martin
Bruno Falissard


国際学会連絡・国際交流基金運営委員会(文責)