2026.07.30 2026年7月28日発生の令和8年熊本地震について


2026年7月30日

2026年7月28日発生の令和8年熊本地震について

日本児童青年精神医学会
代表理事 岡田 俊
日本児童青年精神医学会災害対策委員会
委員長 中西 大介

 2026年7月28日に熊本県において大規模な地震が発生しました。発災後、徐々に被害状況が明らかとなってきています。被災されました皆さまにお見舞い申し上げますとともに、この震災によりお亡くなりになった方のご冥福をお祈り申し上げます。
 日本児童青年精神医学会災害対策委員会は、災害に見舞われた子どもたちのこころの問題に関して支援することを目的として組織されています。子どものこころのケアについてのニーズは、発災後しばらくしてから増加することが、これまでの多くの災害から分かってきています。その際、被災地で過ごす子どもたちやそのご家族、関係者の皆さま、被災地において子どもの支援活動を実施される皆さまに、ご参考として頂ける資料を当学会HP「災害下における子どものこころのケアとリーフレット」に掲載しております。
 近年は、インターネットやSNSを活用することで、多様な情報に容易にアクセスすることが可能となっています。一方で、真偽が定かでなく、不安を助長するような情報も多く認められます。当学会では、できるだけエビデンスに基づいた正確な情報を提供できるよう努めております。ご自由にご活用下さい。
また、子どもたちも被災時の生活において、災害に関連した多くの情報を見聞きすることになります。正確な情報提供は子どもたちに安心をもたらす一方で、時に過剰な情報に圧倒され不安や焦燥が強められてしまう子や混乱してしまう子も少なくありません。近くで見守って下さる皆さまには、子どもたちが触れている情報が正確なものか、適度な量となっているかなど、ご留意くださいますようお願い申し上げます。
 当委員会では、都道府県ごとに設置している災害対策協力員を通じて被災地の情報収集を図ると共に、被災された地域の支援ニーズの把握にも努めております。これまでの災害でも、学会として災害支援に従事した経験のある委員を講師として紹介するなどの支援を行ってきました。支援のご希望がございましたら、学会事務局までお問合せ下さい。
 厳しい暑さが続くなか、被災地での生活、避難所での生活を余儀なくされている方々、救助や支援に携わっておられる方々の、一刻でも早い安心と安全が確保されますことを、こころよりお祈り申し上げます。