機関誌
「児童青年精神医学とその近接領域」
Japanese Journal of Child and Adolescent Psychiatry
第56巻 第4号 2015年8月1日発行
第55回日本児童青年精神医学会総会特集（Ⅱ）
テーマ：児童青年精神医学の再構成と挑戦―支援から予防へ―
日本イタリアEMDRジョイントセミナー：Neurobiology of PTSD and EMDR
| JS-1．Cortical activation changes in PTSD treatment: EEG monitoring during EMDR | Marco Pagani | 485 |
| JS-2．児童虐待への曝露が局所脳領域の発達に及ぼす神経生物学的影響の予備的検証 | 友田明美 | 487 |
| JS-3．発達障害と子ども虐待との複合症例に対するEMDRを用いた簡易精神療法の試み | 杉山登志郎 | 489 |
シンポジウム1：児童精神科における地域連携
| S1-1．障害児専門病院における地域連携の現状と展望 | 吉川 徹 | 496 |
| S1-2．小児総合病院児童精神科における地域連携の現状と展望 | 山崎 透 | 500 |
| S1-4．行政からみた児童精神科医療の現状と展望 | 松﨑尊信 | 503 |
シンポジウム2：引きこもり・不登校
| S2-1．浜松市におけるひきこもり支援―支援の多様性確保に向けた取り組み― | 二宮貴至 | 510 |
| S2-2．ひきこもり―支援から予防を見据えたネットワークを目指して― | 大場義貴 | 517 |
| S2-4．不登校・ひきこもり―私はどうしているのか― | 大高一則 | 523 |
シンポジウム3：乳幼児精神医学―基礎と臨床―
| S3-1．周産期における親と子の関係性支援―NBASによる臨床介入から― | 永田雅子 | 528 |
| S3-2．アタッチメントに基づく親子関係支援 | 北川 恵 | 532 |
| S3-3．精神分析的なこころの発達の考え方とその臨床への応用―乳幼児精神医学の視点から― | 濱田庸子 | 538 |
| S3-4．周産期からの多職種連携による支援―予防の視点から― | 山下 洋 | 544 |
シンポジウム4：児童精神科クリニックの役割と未来
| S4-1．発達障害の早期発見・早期介入の観点から | 氏家 武 | 550 |
| S4-4．子どもの支援に一児童精神科クリニックができること ―学校コーディネーターおよび母親相談会から見えてくるもの |
大瀧和男 | 555 |
シンポジウム5：摂食障害
| S5-1．拒食症の入院治療プログラムについて ―摂食障害の包括的治療と施設間連携― |
竹林淳和 | 562 |
| S5-2．摂食障害の入院治療プログラム： 患者および家族へのグループ治療教育「アプリコットの会」の試み |
森野百合子，冨永卓男 | 565 |
| S5-3．子どものこころ診療センターでの取り組みと地域連携 | 作田亮一 | 570 |
| S5-4．過食症に対する外来認知行動療法の効果について ―若年への適応の可能性― |
薛 陸景，佐々木 剛，中里道子 | 575 |
シンポジウム6：東日本大震災3年目の総括
| S6-1．宮城県A市の子どものメンタルヘルス―乳幼児を中心に― | 本間博彰 | 584 |
| S6-2．宮城県B市の子どものメンタルヘルス―小学生を中心に― | 吉田弘和 | 588 |
| S6-3．宮城県C市の子どものメンタルヘルス―中学生を中心に― | 宇佐美政英 | 592 |
| S6-4．宮城県B市の子どものメンタルヘルス―高校生を中心に― | 船越俊一，本多奈美 | 600 |
シンポジウム7：子ども虐待の予防
| S7-2．母子保健における子ども虐待の予防 | 佐藤拓代 | 606 |
| S7-4．児童家庭支援センターの活動と子ども虐待の予防 | 村瀬 修 | 610 |
シンポジウム8：予防精神医学の可能性を探る
| S8-1．脂質代謝特性に基づく自閉症予防法開発の試み | 松﨑秀夫，東田陽博，森 則夫 | 616 |
| S8-3．統合失調症の予防に向けた取り組み： ARMSに対する臨床研究の経験から |
松本和紀，桂 雅宏，大室則行，小原千佳， 濱家由美子，砂川恵美，菊池達郎， 飯塚邦夫，佐久間 篤，松岡洋夫 |
620 |
シンポジウム9：ASDの早期療育
| S9-1．TEACCHウィルミントンセンターにおける自閉スペクトラム症乳幼児への早期療育 | 三宅篤子 | 627 |
| S9-2．SCERTSモデルによる発達支援 | 長崎 勤 | 632 |
| S9-3．アーリーバードプログラムの概要と臨床実践 | 庄司敦子 | 639 |
| S9-4．PCIT（Parent-Child Interaction Therapy）の概要 | 犬塚峰子 | 644 |
総 説
| 思春期生徒を対象としたユニバーサルタイプの認知行動アプローチの成果と課題 | 安藝敦子，友竹正人 | 652 |
症例研究
| 機能的嚥下障害が疑われた7歳女児に対して支持的カウンセリングと並行した 母親ガイダンスによる行動的介入が有効であった一例 |
大場実保子，鹿野博明 | 666 |
研究資料
| 性同一性障害児童への学校・地域相談機関での対応と支援 | 中山 浩，伊藤真人 | 674 |
書 評
| 子どもの精神科臨床 齊藤万比古著 | 牛島定信 | 685 |
会 告
| 理事会議事録 | 687 |
| 代議員会議事録 | 705 |
| 新入会員 | 728 |
| 認定医更新における単位取得が認定された学会・研究会の活動状況 | 730 |
編集だより
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